ローレル
 
息子の誕生記念の木として植えたものです。
我が家に来てから28年、結構、手荒な剪定ににも耐えて、屋根に届く高さまで伸びました。
幹にカイガラムシがはびこり、庭師のかたに殺虫剤をまいてもらいましたが、いやはや根絶は無理とあきらめました。
ひこばえが出ているので、葉の利用はそちらで・・・
学名Laurus nobilis
科名クスノキ科
採油方法水蒸気蒸留法
抽出部位
比重0.899〜0.931
クスノキ科の常緑樹です。
ご存じ、月桂樹のことであり、スパイスに用いられるローリエ、ローレル、
またはベイリーフのことです。古代ギリシャでは、運動競技に勝者や
優れた詩人に、月桂樹の枝葉で編んだ冠を授けられました。今でも、
用いられています。
主要含有成分表 提供;KENSO
モノテルペン炭化水素類 ・1.8シネオール 35-55%
モノテルペン炭化水素類 ・サビネン 5-10%
・α-ピネン 4-10%
・p-サイメン、β-ピネン、リモネン
エステル類 ・酢酸テルピネル 5-15%
モノテルペンアルコール類 ・α-テルピネオール、
 テルピネン-4-オール
 リナロール
フェノールメチルエーテル類 ・メチルオイゲノール
・甘くスパイシーな香りは、自律神経系のバランスを、
 整えてくれる作用が期待できます。
・アロマトグラムによる抗菌テストによると、病原菌であるブドウ球菌、連鎖球菌、
 淋菌、クレブシエラ属、真菌であるカンジダ・アルビカンスや、
 カンジダ・トロピカリル等を死滅させる効果を認めています。
・使用法、使用量の目安に準ずれば禁忌事項はありませんが、
 アレルギー体質の方は、事前にパッチテストを行ってから使用をして下さい。

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芳香成分類の主な作用と芳香分子の固有作用について
今までに発見されている、芳香成分がもたらす人体への影響は、下記を参考にしてください
酸化物類 ・去痰作用 3+
・抗カタル作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・免疫調整作用 3+
・抗菌作用 2+
・抗寄生虫作用+
固有作用

・1.8シネオール
  (免疫調整作用、抗炎症作用)   

モノテルペン炭化水素類 ・鬱滞除去作用 3+
・抗炎症作用 3+
・コーチゾン様作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗菌作用 2+
固有作用

・α、β-ピネン
  (強壮作用)
・p-サイメン
  (鎮痛作用)
・リモネン
  (肝臓強壮作用、腎臓刺激作用、蠕動運動促進作用)   

エステル類 ・鎭痙攣作用 3+
・神経バランス回復作用 3+
・鎮静作用 3+
・鎮痛作用 3+
・抗炎症作用 3+
・血圧降下作用 3+
固有作用

  

モノテルペンアルコール類 ・抗菌作用 3+
・抗ウィルス作用 3+
・抗真菌作用 3+
・免疫調整作用 3+
・神経強壮作用 2+
・抗寄生虫作用 +
固有作用

・α-テルピネオール
  (神経強壮作用、誘眠作用、抗炎症作用、収れん作用)
・テルピネン-4-オール
  (副交感神経強壮作用、鎮痛作用、鎮静作用、
   抗炎症作用、免疫調整作用)
・リナロール
  (鎮静作用、血圧降下作用、抗不安作用)   

フェノールメチルエーテル類 ・鎭痙攣作用 4+
・鎮痛作用 3+
・抗炎症作用 3+
・抗真菌作用 2+
・抗ウィルス作用 2+
・抗菌作用 2+
固有作用

  

NRAD JAPAN 編集:ケモタイプ精油事典より引用

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